水戸部 裕行(みとべ ひろゆき)

Hiroyuki Mitobe

(社)日本建築家協会  東北支部長 ・ 本部理事
略歴 1951年3月 山形県天童市生まれ
1976年 明治大学工学部建築学科 卒業
1976年 羽田他所夫設計事務所 入所
2000年 羽田設計事務所 代表取締役
     
受賞 2009年 庄内町ユニカソリューション(庄内町新産業創造館)日経ニューオフィス賞
2008年 文教施設協会協会賞(尾花沢市立福原中学校)
2007年 照明普及賞優秀施設賞(尾花沢市立福原中学校)
1999年 医療福祉建築賞1999受賞「特別養護老人ホーム」(とかみ共生苑)
       
2011年度事業計画
基本方針
 「3・11」の東日本大震災は東北に甚大な災禍をもたらしました。その直後に起こった福島第一
 原発の事故は未だ収束をみていません。そのため、復興への道のりは険しく、長期化は避けら
 れない見通しです。

 また、被災地は東北の広い地域にまたがり、地勢、海との関わりなど、被害の様相は多様で
 複合的です。さらに、この震災は津波を中心とした災害であり、復興に際し土木的なスケール
 の構想力が求められます。かつ、将来に向けた産業の振興と生活再建とを併せた、過去に例
 をみない復興再生事業となります。
 今後、それぞれの地域、独自の知恵と工夫により、復興を進めざるを得ないと予測されます。

 したがって、ここは地域の建築家の力が試される場面です。住民参加の「まちづくり」に積極的に
 参画するなど、この未曾有の災害を大きな機会と捉え、「望ましい姿」を提示し、被災者に「希望
 と夢」を与えるような貢献が期待されます。

 これまで、応急危険度判定、罹災度判定、建築相談など、多くの会員が被災当初から献身的な
 活動に積極的に関わっていただきました。これらの活動はフィールドワークでもあり、復興に向
 けた貴重な情報源にもなります。関わられた会員を中心に、それらの知見を生かした復興再生
 に、大きな期待を寄せています。

 そこで東北支部としては、2011年度は復興再生計画への全面的な支援を基本に、積極的な
 活動を進めていきます。「新しい東北への復興」と「豊かで美しいまちづくり」に向けて、これまで
 培った知恵と経験を生かし、社会に向けて発言し、行動しようではありませんか。

 会員並びに協力会員のみなさんと力を結集し、「新しい東北」のために共に頑張りましょう。


事業内容


1)「豊かで美しい災害に強いまちづくり」などの復興計画を支援する活動
  本部災害対策委員会の協力のもとに、住民主体の「まちづくり」に積極的に参画、提案や
  提言を行う活動を展開、シンポジウムやセミナー等を実施し、具体的な復興計画を支援
  します。

2)未来に向けた支部と地域会のあるべき姿の検討
  地域会活動の再活性化と、支部と地域会の関係のあるべき姿を、定款改定を機会に
  支部役員会や地域会例会の定例議題として改めて探ります。

3)次世代を担う若い会員の拡大と支援
  次世代を担う会員を対象にした「U-40 セミナー」の開催と、「東北学生賞」等の顕彰を継続し、
  若い会員の拡大と支援に併せて、生活空間の質及び地域の建築文化の向上に貢献する
  事業を実施します。
  また、エコで災害に強い恒久的な住宅をめざした「復興再生住宅コンペ」を実施します。

4)他支部・他団体との連携強化
  災害復興支援、建築基本法・関連法などについての、他支部、他団体との連携強化を
  はかります。

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