東北支部からのお知らせ 支部大会

「JIA東北支部建築家大会2014福島」11月に開催

2014年度JIA東北支部大会要旨                  

公益社団法人 日本建築家協会(JIA)
東北支部大会実行委員長 阿部 直人

3.11東日本大震災は、地球に生きる人間に甚大な被害をもたすと同時に大きな問いかけを残した。
3年半の月日はどう生きるかの選択と混迷する原発事故の根深さを伝える事に費やされたように思える。そして、故郷に帰れない方々の話に耳を傾けるほどに、自身の無力さに対するやるせなさが込上げる。
福島で起きた事を新聞やTV 報道ではなく、自分の目で見て立止まって考えてほしい、いまだに震災の後片付けが進まない相双地区の様子を、人が住めなくなった町を、進歩や発展を優先した社会が見落としたものと見ないようにしてきたことを、震災の大きな教訓を活かしながら社会使命を具現化していかなければならない建築家の役割と大きな責任を。
建築家は「何が必要で、何ができて、何をすべきか」を真剣に考え、目の前にある復興とこれからどういう社会をつくっていくのかという重要な命題に取り組まなければならない。
すべての命あるものには「未来に命をつなぐ」という使命がある。この大会が被災を受けた人々だけでなく、地球上に暮らす人間が自分たちの未来を、そしてあとから来る者のために何を残すのかを改めて考える大きな契機となることを望む。

■2014東北支部福島大会
主催 公益社団法人 日本建築家協会(JIA)東北支部
後援「< >内は現在申請中」
<復興庁>.福島県.福島市.<郡山市>.福島大学.<日本大学工学部>.郡山女子大学.(一社)日本建築学会東北支部.(公社)福島県建築士会.(一社)福島県建築士事務所協会.<NHK福島放送局>.福島テレビ.(株)テレビユー福島.(株)福島中央テレビ.(株)福島放送.福島民報社.福島民友新聞社.東北専門新聞連盟
対象 一般市民、学生、JIA会員
日時 2014年11月7日(金)、8日(土)
会場 7日・・・相双地区の現状視察・土湯温泉
   8日・・・福島県教育会館(前川國男+MIDO設計同人)600人収容
テーマ 『あとから来る者のために』
プログラム
■相双地区の現状視察(7日9:00郡山駅東口集合)
郡山駅からバスに分乗。 富岡ICから居住制限地域や帰還困難区域の大熊、双葉、浪江に入り、原発事故によって未だに地震や津波の片付けができず、3年を過ぎてもそのままになっている現状を視察。双葉町で一時帰宅中の方々を訪問しお話を伺う。
■意見交換会(7日現状視察終了後)
風評被害などで廃業する旅館が出た福島市郊外の土湯温泉において、被災者のために早急に取り組み実行すべきこと、長期的視野に立ち、未来のために職能を生かしてしっかり考えていかなければならないことの意見交換会を行う。
■協力会員(建築関連企業等)の展示発表会
(8日終日:福島県教育会館)
■大会シンポジウム
(8日 13:00 :福島県教育会館)
・基調講演  内藤 廣氏 『3月11日以降』
・ゲスト・会員・会場にお越しの一般市民の皆さんが参加するパネルディスカッション
■ギャラリー展示(8日終日・福島県教育会館)
隈研吾氏+東浩紀氏(東京大学設計課題)『フクシマを変える建築』のパネル、模型を展示、郡山の日本大学工学部からも 同テーマのパネル、模型を展示予定。


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Posted by 日本建築家協会東北支部 at 18:51  パーマリンク